難波真実「ひとこと便り」

三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)事務局長による、備忘録を兼ねた情報発信です

9月26日は、洞爺丸事故の日。三浦綾子の『氷点』は、新聞連載時の書き直しの際にこの事故の場面が挿入され、辻口啓造の生き方が変わった。

9月26日は、洞爺丸事故の日。

教文館出版部様のfacebookページに紹介記事が掲載されていました。ありがたいことです。(画像は、紹介記事で掲載されたもの)

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三浦綾子の『氷点』は、新聞連載時の書き直しの際に、この事故の場面が挿入されました。これによって、登場人物である辻口啓造の生き方に大きな変化が加わりました。三浦綾子は、このときの取材のことなどを様々なエッセーで書き残しています。

なお、この日、日本基督教団函館教会の午前の礼拝で、ストーン宣教師が説教をなされ、そのときの週報が教会に残されています。また、その翌週の週報には、リーパー宣教師とストーン宣教師について報告がなされていて、生々しい状況がうかがえます。

教文館さま、ご紹介ありがとうございます!

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